作品解説

 

二次元ドリームノベルズ170 光臨天使エンシェル・レナ 淫辱の螺旋

二冊目のノベライズです。
Triangle様より発売の人気PCエロゲー「光臨天使エンシェル・レナ」オリジナルノベライズです。
オリジナルストーリーですので、ゲームをプレイされた方にも、やっていない方にもオススメします。
とは言え、やはり原作を知っている方が楽しめると思いますので、未プレイの方で興味をもたれましたらゲームのほうもやってみてください。
PCゲームではマルチエンディングですが、今作はED1「新たな光臨天使たち」の続編を想定しています。

主人公エンシェル・レナ=朋衛玲奈は、控え目で大人しい、どこにでもいるような普通の女のコ(「女の子」ではなく「女のコ」です。レナへのこだわりです(笑))。
恥ずかしがりで、おしとやか。誰にでも好かれる優等生。優しく清純な心根と、まさに変身ヒロインの王道を行くキャラで、ゲームをやってすぐ虜になりました。
光臨天使に変身すれば凛々しくカッコよく、人々を守るために己を犠牲にすることも厭わず戦います。
けれどその優しさ、甘さは捨てきれない。むしろ、その優しさと甘さこそが、彼女の強さの根幹を成しています。
レナは、弘騎にとって理想のヒロインの一人です。
そんな気高く可憐なヒロインの相手は、当然醜いバケモノです!
いつにもまして触手てんこ盛り、ほぼ全編怪物責めとなっております。

変身ヒロイン好き、触手好き、異種姦好き、そしてもちろん原作ファンの方にオススメです!
もちろん、ハードな変身ヒロイン敗北エロが売りです。
さらに今回は、原作をリスペクトして羞恥系エロも多いです。控え目で恥ずかしがりな玲奈だからこそ、羞恥系シーンは盛り上がりますね。
また原作リスペクトと言う部分で、新たな試みとして、一人称エロにも挑戦してみました。上記の羞恥シチュエーションと相まって、かなりエロエロに仕上がっております。

最初は、親友の変身ヒロイン二人がふたなりにされてしまい、彼女たちを救うためにレナが手コキします。光臨天使3Pです。衆人環視のうえ友達同士なので羞恥心を煽られ、なのに三人とも感じていってしまいます。いやらしいですね(笑)。
この章は、「勝ってもにいやらしい目にあわされる」 という、ゲームのコンセプトを参考にしています。

その後は触手怪物に敗北しレナが延々と嬲られます。力を吸収されながら犯される、戦闘ヒロインのお約束シーンです。乳首を吸われ全身甘噛みされ、子宮まで噛みしゃぶられて呑まれます。犯されながら食べられる、まさに怪物姦といった感じです。

またゲーム本編ではありそうでなかった、クーラの触手陵辱もあります。クールキャラの彼女はなかなか弱音を吐かないのですが、そこで肉体改造系・搾乳責めを用意しました。
ファンの方々、クーラが触手に嬲り落とされる姿を堪能ください。

学園に舞台を写し、変身前姿での羞恥エロ。アイドル的存在である玲奈が学生たちの前であられもない姿を晒すことになります。魔物の細胞と融合した生体ショーツで嬲られ、会議中にイカされてしまいます。
この後正体暴露シーンもありますが、この暴露の仕方はこだわりました。羞恥系暴露とでも言いましょうか、原作と設定あってこその、素晴らしい貶め方だと自負しています。詳しくは読んで下さい(笑)。
また、変身後の姿でも犯されます。このシーンだけでもかなりバッドエンド的です。
この章は、ゲーム版ED「性淫天使」をイメージして書いてみました。
また、一人称エロで書いています。流されて堕ちていく玲奈の心情をエッチに、かつ玲奈らしいリリカルさで書けて、個人的にすごく満足しています。

最後は、二段変身して復活しますが、最終ボスと戦いながら犯されます
ゲームでのエロい戦闘描写、バトルでのエロピンチが大好きだったので、参考にしました。
戦いながら犯され、気持ちよくなりながらも必死で戦いを続けるも、結局イカされてしまう…戦闘ヒロイン陵辱の醍醐味ですよね。
また、原作で出てきた責めのギミックをほぼすべて使用しています。
「いままで戦った敵の能力をすべて備えた強敵」はよくいますが、「すべてのエロ能力を備えた陵辱役」はそうそういないと思います。当然、ここでの責めは超ハードです。

「淫辱の螺旋」というサブタイトルは、レナの逃れられない運命、めぐり巡る運命の螺旋をイメージしてつけています。
ゲーム版から引き続いて、淫らな戦いを強いられるレナ。それでも戦うレナ。
そして……この続きは、ゲームで出る事を期待しています。
本当、弘騎はレナ大好きですから!(笑)




二次元ドリームノベルズ177 魔宝怪盗マジカルシャドー

二次元ドリームマガジンVol21〜24で連載していたものに加筆・修正を加えた単行本版です。

今作のジャンルは変身怪盗モノです。
カッコよくてセクシー、天才的な手管でターゲットを盗み、それだけでなくその美貌で男たちの魂まで奪い取る。犯罪者ではあるが、しかし強い信念をもって盗みを働く正体不明のミステリアスな美女……これが弘騎の女怪盗のイメージなのですが、主人公マジカルシャドーはその全てを詰め込めたと思っています。お色気タップリの挑発的な小悪魔キャラはいままで書いた事ありませんでしたが、かなりいい感じでできたと思います。書いてて楽しかったです〜。

マジカルシャドー=各務舞夜は正体を隠して盗みを働いていますが、ずばりそれは正義のための行いです(当然、主人公は正義の変身ヒロインですからね)。ですが行い自体は紛れもなく悪。
正義のために為す悪。矛盾した正義。自分の行いは正しいのか……ヒロインは、そんな悩みを常に抱えています。
二律背反、変身前と変身後で一変する性格と立場。「変身」怪盗ならではのテーマだと思います。 鏡写しの変身シーンや終盤でのエロシチュエーション、そして特異なエンディングは、このテーマに関連づけたものです。

さて肝心のエロシーンは、怪盗モノならではのシチュエーションを取り揃えています。
かなり尖ったシチュエーションが多いので、人を選ぶかもしれませんが、厳しい警備網を掻い潜って潜入した女怪盗がトラップにやられてしまったり、捕まって尋問されたり、公衆の面前で正体を暴露されたり……と、この手の作品が好きな方には自信を持ってオススメできます。
はっきりいってノーマルなエロは殆どありません(ニジマガの紹介でも、異質な近未来調教と書かれていました)。

女怪盗好き変身ヒロイン好きの方にオススメです。中でも、小生意気でカッコイイヒロインが辱められるのが好きな方々には特にオススメします!
また上でも述べたように、普通のエロシーンに飽きている方にもオススメします。機械姦拷問尋問好きの方、レズ好きの方にもオススメできます。

エロシーン、最初は加筆書き下ろしの、マジカルシャドーが男性警備員たちを誘惑して弄ぶシーン。あれ、ヒロイン攻め男受けのシーンは実は始めてか!? 

次は変身前の姿で、女上司とのレズ和姦。おお、弘騎にしては珍しいシーンが続きますよ(笑)。 らぶらぶどきどきなオフィスラブです、甘いレズもの好きな方には楽しんでもらえるかと。

さて次からが本番。美術館に潜入したマジカルシャドーを淫らなトラップの嵐が襲います。
第一関門。
張り巡らされたワイヤーに股間を擦られながら、狭い排気口の中を進まねばなりません。進めば進むほどワイヤーが食い込み感じてしまうのに、狭い穴の中ではなんともできない。そそりますね。
第二関門。加筆シーンです。
今度はレーザー照射の中を潜り抜けねばなりません。リンボーダンスのような姿勢でレーザー網を掻い潜り進むのですが、熱と苦痛でじりじりと性感帯を炙られます。最後には秘所にレーザーの直射を浴びせられ、機械相手に屈辱の絶頂を極めさせられてしまいます。
第三関門。
電子ロックを解除していると、機械触手に襲われます。失敗してはいけない焦燥感と、メカ触手にいいように嬲られる屈辱が、マゾヒスティックな快感を呼び起こします。結局解除は失敗した上に、挿入されてイカされてしまいます。

捕縛された怪盗を待つのは、当然! エロ尋問ですね。
まずはエロではないのですが、力づくの拷問シーンが入ります。鞭で打たれたり冷水をぶっかけられたり、個人的にはこの痛めつけシーンもかなり好きです。
もちろんマジカルシャドーはこの程度では口を割らないので、次は本格的な快楽責めに入ります。上司にレズ責めを受け、さらに無数のメカアームにより徹底的に擽られます
やっぱり女怪盗尋問といえばこれ、擽りマシーンですよね。脇責めや臍責めなど、フェティッシュな責めもたっぷり。まさに他では見られない、異質な近未来調教シーンです。
機械相手に絶頂を極めさせられ、さらには宝石を挿入されて処女まで散らされ、その状態のままで放置されてイカされまくります。

さて、なんとかこの責めから脱出したマジカルシャドーですが、脱走途中に魔の疼きに襲われ、知らずの間にオナニーに耽ってしまいます。絶頂する瞬間を警備隊に見つかり、羞恥と絶望に襲われるヒロイン。全市民にカメラ中継されている中、ついに仮面をはがれ正体を晒されます(ここはエロシーンではないですが、かなり力を入れて執筆しました。テーマの一つですからね!)
そこからはエンドレス陵辱。 正体を明かされ弱気になってしまった舞夜を、警備員が徹底的に輪姦。マジカルシャドーに恨みを持つ権力者たちもやってきて、宝石を仕込んだ異形のペニスで犯しまくります。
最後の最後ではじめてペニス登場というあたり、この作品の異質さを表していますね(笑)。

さて今作のエンディングですが、「しっくり来ない」「中途半端」という意見も頂きます。
逆に「すごくいい」「ヒロインの魅力がよく伝わる」 というお声もまた、頂いております。
個人的にこのエンディングはすごく気に入っています。

正義のために悪をなしてきたマジカルシャドー、そして矛盾に苦しみながらも己の正義を貫いた舞夜。
怪盗ヒロインは、完全な善ではありません。よって完全に幸福なエンディングは用意しませんでした。「悪」である怪盗は「正義」の名の下に裁かれ破滅します。しかし、あれはバッドエンドとも言い切れません。マジカルシャドーとしては敗北しましたが、しかし信念を貫いた舞夜の心に訪れたのは……。
難しかったですが、「変身」ヒロインの二面性について、一歩進んだ作品が書けたと自負しています。

  


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