「ひっ……い、いやっ! やめなさいっ、そ、そんなおぞましいもの……うあ、あっああ――っ!}
ぬぶ、ずぶ、ずぶずぶずぶっ! 拒絶の声などまるで無視し、力任せに挿入される。抜群の強度を誇る退魔スーツは破られることはなかったが、しかしいきり立った妖魔にとってそんな障害は些事にすぎない。ラバー質な生地をぐにゅううっ、と引き伸ばされながら、スーツごと力任せに挿入された。
「ふぁぁ、ひ、ひぃいん! いや、ス、スーツごとなんて……んあぁ、あっあああ!」
スーツ内で蒸れていた股肉を左右にくつろげられ、愛液まみれの蜜穴に巨大な質量が挿入される。密着したラバーの裏生地がぐにゅうっと伸ばされ、そのまま秘粘膜を擦られた。「ひぅうう……く、ああっ! ふ、ふとぉ……くぅ、はああっ! いやっ、ぬ、抜いて……こんな太いの……んはあぁ、す、スーツごと入れるなんて……き、きつぃ……ぃぃ〜!」
規格外の巨根をブチ込まれ、股関節がギシギシと軋む。腹腔にまで突き上がる猛烈な圧迫感に、喉を仰け反らせ悶絶するイバラの姉妹。だが粘液愛撫で発情しきった女体にとっては、その苦痛さえも甘美な快楽に倒錯してしまう。自身の汗と愛蜜で濡れた裏生地の粘感に続き、イボまみれの亀頭で膣穴をほじられるのが、たまらなく気持ちいい。
「はあぁ……こ、こんな……く、ふ、うぅっ! あ……ふあ、あっあっあああ!」
(こ、こんな! 媚薬と淫気のせいで……っくぅ! か、身体が敏感になりすぎて……だ、だめですわ……か、感じすぎてしまいますわ……あぁっ!)
嫌悪の対象でしかない妖魔の触手で犯し抜かれ、それでも感じてしまうのは女としての悦び。敗北以上の惨めさにに、女戦士のプライドが軋みを上げる。
「くうぅ……い、いや……あぁっ! う、動かさないで……はああぁっ、こ、これ以上の勝手は許しませんわよ……おお、んんっむぅうう〜!?」
ずぼっ、ずぼっずぶっずぼずぼずぼ! 必死で紡ぎ出した強気な言葉も、激しいピストンによって喘がされて黙らされる。舌を突き出し絶叫する涎まみれの唇に、ヌルヌルと粘液にヌメる肉舌状の触手が突っ込まれた。
「はぁ……あむ、んむぅうっ! いや、こ、こんな……はむ、んむ、んむうぅう〜!」
太く逞しい生殖器官とはまた別種の、柔軟で滑らかな感触。怪物の舌はスポンジのように柔軟で、歯を立ててもじゅわぁっ、と粘液が溢れるだけで怯まない。むしろ甘噛みに悦ぶようにのたうち回り、激しい抽迭で喉奥にまで侵入してきた。
「くうぅっ……んむ、んぐうぅっ! ふあ……んむ。はむ……ん、む、うぅう〜!」
野太い肉舌で口内を占有され、呼吸を封じられた。空気を求めて痙攣する咽喉へ、怪物の唾液がたっぷりと流し込まれた。ねっとりと絡みつくように濃厚な白濁は、周囲を満たしている池水と同種のもの――ただしその濃度も効果も何十倍もの、こってりと濃縮された媚薬原液だ。
「んはぁ……んく、んちゅ、んむっ! いや……こ、これ……はむ、んぐ、ごくっ!」
(い、いけませんわ! こんなものを飲んでは……ああっ。身体が、余計に……!)
喉が熱い、お腹が蕩ける――子宮がじゅんじゅんと疼き、身体中が狂ったように熱を増す。吸うだけでも強烈すぎた淫気を、直接こうして体内に注がれているのだ。その効果は、覿面だった。
「はあぁっ……だ、だめっ……んむ、れろ、んちゅっ! ああぁ、あ、あつい……んちゅ、んむっ……れろ。ふああぁ、ふ、ふとぉ……激しい……いぃんっ!」
強気な瞳がとろんと蕩け、白磁の美貌が発情の艶朱に染まる。たっぷりと淫蜜を飲まされ感度を増した肉体へ、野太いペニスで怒涛のピストンを連打された。たまらない快感に、退魔シスターはヴェールを振り乱して悶絶する。
(くぅう……だ、だめぇ! 抵抗できない……わたくし、こ、このままでは……!
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