Despair Trinity プレビュー

 

冬コミ新刊・Rasen魔法天使陵辱本です。
神聖天使久遠、突撃天使かのん、そして殺戮天使メイ。
三人の天使たちを襲う絶望と陵辱の嵐!

B5サイズニ段組み・フルカラーCTPオフ表紙・総ページ数52。
コミケ71で販売します。
皆様、何卒よろしくお願いします!

小説 黒井弘騎
挿絵 竜胆様(久遠編)
             田宮秋人様(かのん編、メイ編)

イベント販売価格 800円
店頭販売価格   900円

 

 二度と思い出したくなかった悪夢の再現、それが目と鼻の先まで迫っている。少しでも力を抜けば姿勢が崩れ、鋭敏な乳房をまたナメクジなんかに犯されてしまう――
 ――い、いや。それだけは、絶対にいや……!
 そんな絶望から逃れるため、囚われの天使は淫猥な肉スポンジに縋り続けるしかなかったのだ。
 もっとも、こうして耐えていても光明が見えることは決してない。
「はぁ、はぁ、はぁ……んぅ、く。ふぅ、あ、はぁ……っ!」
 もう何時間になるのだろう。天井から垂らされる粘液や握り棒から噴出される白濁は、その全てが強烈な媚薬だ。スーツ越しに染み込まされ、あるいは触手によって太ももに直接塗り込められ、熟れた女体は怖いぐらいに性感を高ぶらせてしまっている。濡れて貼りついたショーツ生地からは、ひくひくと蠢く陰唇が淫らに透けてしまっていた。ニーソックス越しに伝わるゼラチン質な流動に、緑色のブーツが切なげに震えている。ロングラブには濃厚な精液を染み込まされ、滴る白濁が肩口にまで糸を引いていた。ぎゅっと拳を握り締めるたび、射精根の逞しい蠢きにお手手が感じ入ってしまう。
 腕も足も背中も、こうしているだけで官能を高ぶらされ狂わされる。だが最も辛いのは、ナメクジに触れる寸前で宙吊りになっている両乳房だった。窮屈なコスチュームは汗と粘液でぴっちりと密着し、表面には勃起した乳首の形が淫らに浮いてしまっている。これも魔物の体液の効果だろう。白濁を吸わされた聖衣は半ば色を失い、紅潮した肌色がコスチュームに透けてしまっていた。濡れた白生地と重なりあう肉の痴色がひどく煽情的だ。勃起した先っちょはピンクに色づき、乳腺の窪みまでがいやらしく透過してしまっている。
 粘液まみれの濡れ生地は、もはや何の緩衝材にもなっていなかった。密着コスチューム地越しに、魔蟲の動きを繊細に感じてしまう。
 ――う、動いてる……胸の真下。す、すごくたくさんいる……!
 数センチ、いや数ミリ先。充血しきった鋭敏乳豆の、ほんのすぐ側。触れるか触れないかの場所で、大量の粘蟲が蠢いていた。
 いかにも美味そうな豊熟果実は、ナメクジにとっても最高のご馳走だ。目ざとい淫蟲は何匹も胸の真下に集い、まるで餌を待つ雛のようにパクパクと口を開閉させていた。ビンビンに勃起した乳首の先端は、ともすればその口腔に触れてしまいそうになる。伸ばされた触角は、何度か舐めるように先っちょをかすめていた。
「はうぅう……ンぅっ! ひぁ、あふ、んくぅううう……!」
 乳先に伝わるもどかしさに、久遠は頤を震わせ悶絶する。触れるか触れないかの距離で繰り返される、どうしようもない掻痒感。焦れきった肉豆は、痛いくらいに充血してしこりきっていた。
 今も触手の先端がかすった。真下でくちゃくちゃと口唇が蠢く気配。噛まれる、もう少しで噛まれてしまう――焦燥感と、そしてマゾヒスティックな期待感とに、子宮がきゅんと疼いてしまう。
「い、いやぁ……それだけは……ナメクジだけは、いや……!」
 最悪の未来を避けるため、悪夢の再現から逃れるため。
 久遠は歯茎を食いしばり、両手で必死に肉スポンジを握り締めた。
 だが、そんな健気な抵抗が天使をいっそう追い詰める。柔らかな海綿体が潰れてしまい、大量の粘液が搾り出されてしまった。
「ひ、あ!? いや、ま、また出て……んくぅううう〜!」
 ぶじゃっ! びちゃびちゃびちゃ……びちゃ!
 搾りたてのミルクが、白い手袋にぶちまけられた。グラブを溢れた射精液が、糸を引きながら腕を滴る。聖衣を透過してくる媚薬効果に、官能がいっそう燃え盛った。握り棒は射精のたび喜ぶように痙攣し、そのビクつきに媚薬まみれのお手手を蕩かされる。
 ――ふあぁ……い、いや。こんなの、いつまで続くの……!?
 ナメクジとの接触を避けるため、ホーリーエンジェルは屈辱の手淫射精を何度も甘受していた。精液をかけられるたび、神経が加速度的に燃え盛っていく。羞恥と屈辱以上に、掌がどんどん敏感になっていくのが怖くてたまらない。
 ――だ、だめ。このままじゃ、耐えられなくなっちゃう……!

ー久遠編 二章より抜粋ー





「く、ひぃん!? ぱんつっ……く、食い込む……うぅううう〜!」
 ぎゅ、にちぃぃいい! 蜜濡れショーツが真後ろに引っ張られ、デルタ部分が股間に食い込む。捩れた生地がキュと秘裂に食い込まされ、淫阜にきつくめり込まされた。引っ張られたクロッチは細くねじれ、肉土手と尻肉が裸同然に露出してしまう。きつい食い込みに悦んだように、パンティを咥え込んだクレヴァスが痙攣した。
「んぁ、んひ、くひぃいい! き、きつぅ……こ、こんなぁ。こんな責めなんて、は、恥ずかし……いひぃいん!」
 汚れきった下着で、恥知らずな肉体を苛められる。淫阜に伝わる、愛液染みのとろみと温かさ。まるで自分の破廉恥さを教え込まれているようで、清楚な純心がキリキリと軋んだ。
 耳まで真っ赤にして懊悩する清純少女だったが、しかしデスパイアの狙いは羞恥責めだけではない。たっぷりと蜜にまみれたショーツ生地は、粘液触手にも匹敵する淫具なのだ。ヌルヌルに濡れたクロッチがクレヴァスに食い込み、粘膜にまでめり込まされる。
 ――あ、あ! ぱんつ食い込んで……いや、か、感じちゃう……!
 鋭敏な蜜穴に迸る悦感に、久遠はゴクリと生唾を飲み込んだ。沼に漬けられた下半身は、緩やかに沈下を続けている。そんな状態で下着だけを支えられれば、すべての体重がかかって股間に食い込んでしまう。秘唇が押し開かれてクレヴァスにまでめり込まされ、クリトリスを濡れた生地に押し潰された。連続絶頂で蕩けきった秘部に対して、あまりに甘美過ぎる恥辱責め。耐えられずお尻を揺すると、クロッチがよじれて余計に淫阜に食い込んでしまった。
「く、食い込み……きひぃ、き、きつすぎ……いぃひイッ! らめぇぇ、あ、あそこ壊れちゃう……ひやぁ恥ずかしひぃ、わたひ、こ、こんなのにまで感じちゃって……いやぁ、いひゃあぁあ〜ッ!」
 羞恥と屈辱、そして肉悦。限界までショーツを食い込まされた秘裂を痙攣させ、変身少女はあさましい声で泣き叫んだ。
 相手は生物でさえない。挿入されてもいない。普段から着用している衣服なんかに、これほどまでに屈服させられてしまっている――惨めで情けなくて、でも気持ちよくて仕方がない。濡れた下着を食べさせられた下のお口は、もうメロメロになってしまっていた。
「はひぃ……い、ひぃいいン! あひぁ、いや、こんなのいやなのにぃいいひぃいい〜!」
 犬のように高く尻を掲げ、腰を揺すりたくって悶える淫乱天使。ヒップを揺するたびいっそう食い込みが強くなり、よじれたショーツにコリコリと陰核を摩擦された。濡れ生地は粘膜にまでめり込み、摩擦されるたび甘い悦びが爆ぜまくる。押し開かれた秘裂はパクパクと痙攣し、大量の涎を吐き零して悶えていた。クロッチを動かされシゴかれるたび、たまらない喜びに思考が再び霞んでいく。
 ――や、いや……いやぁぁ! イ、イっちゃうう……ぱ、ぱんつなんかで……こ、こんなのでイカされちゃうなんてぇ……!
 惨めだ。情けない。恥ずかしい。だがそんな敗北感が、マゾヒスティックな倒錯悦を引き起こす。抵抗力を失った女体は、その誘惑に耐えられなかった。じゅわあぁぁ、とまた子宮が蕩け――
「イ、イク……んひぃいぃい、こんなのにイカされひゃううぅ、恥ずかひいのに、わ、わたひまたイっひゃうぅううゥ――!!」
 ぶじゅ、ぶじゅうう、ぶじゅうぅううう! 
 ショーツを食い締めた秘裂から、またしても敗北の証が噴き流れた。びく、びくとお尻を揺すり、前屈姿勢でイキ狂う牝犬エンジェル。よじれたクロッチは汚濁を吸い取り、搾られた雑巾のようにだらだらと汚液を零していた。
「はぁ、はぁ、はあぁ……あひぃい。ま、またイカされへ……ひぁ、ああ!? ひぁああん、ま、また吸われ……えへぇぇぇ〜!」
 恥辱に懊悩する暇さえない。絶頂快感で痙攣する媚肉を、再びナメクジたちに貪られる。コリコリに勃起した乳首を吸われ、興奮で柔らかさを増した巨乳を揉み潰された。沼の中ではニーソックス越しに美脚を舐められ、あるいはブーツの内側から足指までをしゃぶられる。零れた愛蜜ごと太ももをじゅうううっと吸い上げられ、たまらない虚脱感に腰が砕けそうになってしまった。
「ら、らめ……らめ、らめぇぇ! も、もう吸わないれぇ……イ、イったばっかなのにそんなに魔力吸われたらぁ……ひあぁあ、も、もう抵抗できなひィ、ま、また力がぬけひゃうう……ッ――!」
 

ー神聖天使久遠編 二章より抜粋ー





「ひ、ぐぅあ……! ふ、太ぉ……裂け、裂けちゃうぐぅう……う!」
 お腹がパンパンで、痛みと圧迫感にろくに呼吸さえ出来ない。快活だった童顔は、見るも痛ましい苦虐の表情に取って代わられていた。
 太い。あまりに太い。いくらなんでも太すぎる。クリスタルで強化されているとは言え、華奢な少女の肉体でこんなものを受け入れられるはずもない。物理的に不可能な交合――規格外の凶器が小柄な身体に無理矢理捻じ込まれていく光景は、背筋が凍るほどに陰惨だった。
「あぐぅ……ひ、ごぁぁあ! 無理、も、もう無理ぃぃっぎいぃ―!」
 肉体を内側から破壊される、凄まじい苦痛。狭隘な幼裂は限界を越えて拡張され、巨根を埋められたお腹はボコボコに隆起してしまっている。スパッツの表面には、亀頭の凹凸までが浮き出していた。
「ひぎ、んぎぃい! も、もぉ離して……抜いて、抜いてよぉ! こ、こんなのぉ……あぐぅう、あっがああぁぁあアッ!」
 両足を必死で暴れさせ狂乱するかのんだったが、デスパイアはもがく子犬を決して離そうとはしなかった。掴んだ両腕を真下へ引っ張り、身体を真下へ押し込んで無理矢理肉杭を打ち込んでいく。同時に激しく腰を振り、未発達な性器をメリメリと引き裂きながら蹂躙する。
「ひぁ、あぐぅ、あぐぅう! そんなぁ、う、動かさないでッ……ひぎぃい! もぉ無理、ほ、本当に入らないの……あが、おごぉォ!」
 激しい突き上げのたび、小柄な身体がガクガク揺れる。子宮を貫通し脳天にまで突きあがる苦痛に、かのんは首を振りたくって悶絶した。

ー突撃天使かのん編より抜粋ー





「あ、あ! あぐぅう……い、いやぁ……ぐ、くぅうう……ッ!」
 奪われるのがイヤだから、奪う側にまわった。
 傷つけられるのがイヤだから、傷つける側にまわった。
 絶望なんてしたくないから、絶望を与える側にまわった。
 なのに……なのに!
 ――こ、こんな……。わたし、またデスパイアなんかに……!
 また奪われている。傷つけられている。絶望させられている――敗北と陵辱を、この身でまたしても味わわされているのだ。
「い、いやぁ……いやよ。こんなの、いや……あ……!」
 あまりに惨い現実。肉体的な痛みより、精神的な敗北感がなお強かった。強気な美貌が、苦痛と絶望に痛ましく歪められる。戦慄く唇からは、思わず惨めな嘆きが漏れてしまっていた。
 そんな絶望こそ、デスパイアにとって最高の甘露だ。
「哀しいですか、悔しいですか? いいですよその表情、最高です!」
「それに具合もいいぜ……おお、さすが元歴戦のエンジェル、たっぷり開発されてやがる。きゅんきゅん締め付けて、すげぇ名器だぜ!」
「くぅぅ……い、言うなぁ。そんな、そん……あはあぁぁ〜ッ!」
 ずぶ、ずぶずぶずぶ! 口答えした瞬間、素早くペニスを抜き差しされた。鋭敏なGスポットを擦られながら、何度も何度も肉穴を抉られる。同時に媚薬を塗り込められ、秘粘膜が蕩けそうなほどに感じさせれらた。ひくひくと痙攣する蜜穴からは、涙のように愛蜜が零れてしまっていた。
「ははは、女王様ぶってても身体は正直だよなぁ天使様。思い出したかぁ? 所詮これがお前の正体なんだよメイ。俺たちにこうして嬲られるのがクセになってる、変態マゾの牝ブタなんだよ!」
「く、ふぁ、あああ! 違う……わ、わたしはぁ……はうぅう、くひぃいぃいいィ〜!」
 いやいやと首を振って否定するも、身体は言うことを聞いてくれない。ずぶずぶと激しく抽送を繰り返されるたび、敗北感とともにマゾヒスティックな快感がとまらなかった。
 ――こ、こんな……。わたしは、こんなに脆かったの……!?
 デスパイアの媚薬のせいもある。魔力さえ残っていれば、この程度の陵辱など微塵にも感じないだろう。だがすべてを失ったメイの肉体は、弱かったあの頃に完全に逆戻りしてしまっていた。何度も魔物に敗北し執拗に開発された肉体は、たっぷりと快楽慣れした淫ら極まるものなのだ。久方ぶりに味わわされる被虐の魔悦に、メイの身体は加速度的にマゾの本性を取り戻しつつあった。
「感じてるんだろ? 気持ちいいって言ってみろよ。おら、おらぁ!」
「ひ、ひぅう……い、いやよ。そんなの絶対い……くひぃいぃィッ!」
 ずぶ、ずぶずずぶ! いやらしく言葉責めされながら、激しいピストンで内臓を責められた。同時、触手に乳首を弄られ脇を擽られ、甘い肉悦を叩き込まれる。マゾヒスティックな恍惚感が抑えきれず、細腰はくねくねと踊り狂ってしまっていた。
「いやぁ、いや、いや! 違う、わたしは、わたしは……あぁ!?」
 ぬるんっ。それでも虚勢を張る美女の顔面に、ヌルついた触手が押し当てられる。甘く香る粘蜜が、たっぷりと唇に塗りたくられた。
「おら、舐めろよ。へへ、お前だって昔は散々デスパイアに犯されてたんだろ、お口のご奉仕だって満更じゃねえんだろ?」
「く……んん、んぷっ! ぷぁ、き、貴様ぁ、貴様ァァ……ッ!」
 あまりの屈辱に視界が歪む。腸が煮えくり返るとはこのことだろう。ギリギリと奥歯を軋ませ、射殺すような視線でデスパイアを睨みつける暗黒天使。だが、どれだけ凄んでも力なき抵抗などまるで無意味だ。怒りに震える紅唇に、ぬめる触手が宛がわれた。
「力が欲しいんだろ? だったら我慢するなよ、俺の精液は美味いぜぇ? ほぉら、ちゅうちゅう吸ってみろよプレデターエンジェル?」
 ――こ、こいつ……どこまでもわたしを馬鹿にして……!

ー殺戮天使メイ編より抜粋ー







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