「飼われる悦びがわからないなんて、所詮貴様は欠陥品ですわ“ナイトファング”!」 「この首輪がわたくしの幸福の証…ふふふ、うっとりしますわ」
●名前……ザーディア
●種族……妖狐の獣人「ナインテイル」。度重なる強化改造・調整で九本の尻尾を持つに至った。
●性別……女性
●年齢……5(外見は二十代)
●一人称…わたくし
●二人称…貴様
●出身……上層「ジオ・ジェネシス」、企業により開発された戦闘用獣人
●活動……「ジェネシス」エージェントとして、各層で暗躍する。
●性格……歪んだプライド。自分以外の存在をすべて格付けし、上のものには絶対服従。己の忠誠心を幸福と感じる反面、自分より下のの存在はモノとしか見ない。
●好き……ご主人様。首輪。
●嫌い……ご主人様に逆らうもの。
●武器……短分子ウィップ。様々な属性の上級魔法。そして九本の尻尾には、特殊な力が秘められているらしい…。
●属性……狐耳。狐尻尾×9。金髪ロング。狐目。おすまし。冷酷。上品。パリッと決めたスーツ&タイトスカート。
ダークネスエデン支配を目論む巨大企業「ジェネシス」のエージェント。その中でも特に高い権力と地位を与えられた特務部隊の一人。
獣人のベースは狐だが、九本の美しい尻尾を持つ、世にも珍しいカスタムタイプである。
生まれついて「ジェネシス」への絶対服従を遺伝子に刻み込まれており、いかなる命令にも忠実に従う。
その働きにより、本来は従属種である獣人でありながら高い地位を与えらている。
だが彼女は企業の奴隷としての己を愛し、その証として未だに首輪をはめている。
さらには首だけでなく、九本の尻尾全てに枷をはめ、首輪と鎖で己を戒めている。
冷たく整った美貌に凛々しい身体つき、整然としたスーツに身を包みながら、そのような拘束具をはめた姿は一種異様である。
自分を生み出してくれた企業のものに媚び従うことを無上の悦びと感じるが、反面、それ以外のものには人間的な感情を示さない。
特に奴隷として生まれながら野生化した獣人たちを「欠陥品」として激しく蔑んでいる。
つねに三日月形に笑んでいる狐目の奥には、歪んだ感情の炎が渦巻いている。
生まれながらに戦闘力に特化した調整を受けており、またその後の度重なる強化改造により、圧倒的な能力を有するに至った。
狐の獣人はもともと魔力が高い傾向にあるが、彼女の魔力は飛びぬけて高い。
美しい九本の尻尾はその証であり、 それぞれが魔力アンテナとして働き、同時に複数の魔法を操ることができる。
さらに、九本の尻尾はしなやかでありながら自在に蠢く鞭としても使用可能。ふさふさした毛ざわりと触手じみた動きで、獣人どもに隷従の悦楽を刻み込んできた。
身体能力も高く、振るわれる短分子ウィップは、目視不能の速度で対象を惨殺する。
「ジェネシス」に逆らうものにとって、彼女は恐るべき死の使いとして立ちはだかるだろう。
「お選びなさい。服従か死か…いえ、幸福か絶望かを」
●ザーディアとレイナ
ザーディアは、レイナのライバルキャラとして設定されています。
生まれは同じながら、何から何まで真逆の信念を持つ彼女たちです。 互いに嫌悪し、激しい戦い、そして陵辱を繰り広げてくれるでしょう
レイナの活躍は「ジェネシス」の知るところであり、一部の役員は彼女の戦闘力を高評価しています(そのデータを取り、今後の「商品」開発に役立てたいと思っている)。
ジェネシスの命により、ザーディアはレイナを捕らえに最下層へ向かいます。
ですが彼女からみれば、「自由」などという意味不明な信念を標榜するレイナは、まさにもっとも嫌いなタイプです。しかも、飼い主から脱走した身でありがら、ご主人様の注目をいまだにひいているというのも癇に障ります。
逆にレイナからしてみれば、自ら自由を捨て奴隷として生きているザーディアはもっとも嫌いなタイプです。
二人の戦いは避けられず、そして熾烈なものとなるでしょう。
そして…ザーディアは、レイナに己の領分を弁えさせようと考えます。
彼女の本能を無理矢理引きずり出しt、奴隷としての悦びを思い出させ、隷従の心を植えつけようとするのです。
果たしてレイナは、この強敵に勝つことができるのでしょうか……!