魔胎都市 咲耶之章・壱 プレビュー


RadicalDream主催のオリジナル和風退魔伝奇シリーズ「魔胎都市」本が登場。
妖魔討伐のため地下廃路に赴く、最強の退魔師・円城咲耶。
そこで待ち受けていたのは、百を越える孕魔・精蝕蟲の群れ。
天才退魔師にとって、その程度の雑魚に遅れを取る理由などなかったのだが……。

自由を奪われた肢体を、無数の肉蟲に嬲られる咲耶。
熟れた肉体の隅々まで濃厚な精液をたっぷりと塗り込められ、全身白濁に汚しつくされる。
催淫媚薬で発情させられた肉体を、陰茎そっくりの淫蟲の群れに執拗に嬲られ、徐々に追い詰められていく最強の退魔師。
噎せ返るような精匂と沸き立つ淫熱の中、やがて咲耶は被辱の肉悦に抗えなくなっていく …… 。

イラスト主体の陵辱ノベルです。
本文内に豪華カラーイラスト有。
濃厚な白濁表現に拘った汁まみれの痴態は必見です!

B5サイズニ段組み・フルカラーCTPオフ表紙・総ページ数32。
触祭8で販売。
皆様、何卒よろしくお願いします!

販売 RadicalDream
小説 黒井弘騎
挿絵 竜胆様

イベント販売価格 500円

「はぁ、はぁ、はぁ……くふぅう、う、う……うううん!」
 拘束された四肢が、切なげに蠢く。吐き出す吐息が、熱さを増す。
 まだ、どこも強くはされていない。ヌルヌルと粘液を擦りつけられながら、包茎触手で媚肉を弄られている。ただそれだけだ。
 そう。たったそれだけなのに――
「くぅ、ふぅ、あ、あ! や、やめなさ……い、ひ、いぃん!」
 もはや、退魔師の言動には余裕がなかった。精液に濡れた美貌は艶っぽく紅潮し、鋭かった眼元は儚げに潤んでいる。嬲られる美肌からはじっとりと汗が噴出し、スーツ越しにでも乳首が勃起してしまっているのがわかるほど。細い腰は、無意識の内に小さく震えている。
(くっ……う、疼く。これが精蝕蟲の媚薬……話には聞いていましたが……くぅう。な、なんと強力で……ああ。いやらしい効果…!)
 発情している――肉と言う肉が淫らに熱を孕み、官能が猛り狂い身体中が切なくてたまらない。
 そう、これが孕魔丙種・精蝕蟲の真なる恐ろしさ。
 個々の戦闘力は低い。それは確かだ。現にあのアクシデントさえなければ、圧倒していたのは咲耶のほうだった。だが、孕魔の真価が発揮されるのは戦闘においてではないのだ。
 女を惑わし肉を狂わせ、犯し辱め何度も何度も孕ませて産ませまくって堕落せしめる――力無き女性にとって、精蝕蟲はいかな悪鬼羅刹よりも遥かに恐ろしい存在なのだ。そして今の咲耶は、まさしく抗う力を持たぬ非力な乙女に他ならない。現にこうして僅かに媚液を盛られ、前戯にも満たぬ愛撫を受けただけで、熟れた身体はすでに泣きをいれはじめてしまっている――まだ、一分も経っていないと言うのに。
(くうぅ……す、すごい。でも、これはまだ淫魔の責めの序の口にすぎません。こんな状態で、わたしっ……こ、これから……!)
 手も足も出ないこんな状態で、百を越える欲望の塊たちに性欲をぶつけられ、十分間も正気を保つことが出来るのか――考えただけで絶望がよぎり、同時に胸の奥が淫らに疼いてしまう。
(ッ! い、いけません! 何を考えているのです咲耶……気を強く持つのです……た、耐えてさえいれば、いずれ光明は訪れます!)
 弱気になりそうな自分に、咲耶は必死で檄を飛ばした。最強の退魔師の強固な心力は、逆境においてもそう簡単には挫けない。
 だが――心で耐えられても、肉体が先に音を上げては意味がない。
「はぁ、はぁ、はあぁ……う、く……ふぅう、うっ!」
 ビクン、と切なげに身体が弾む。胸房に巻きついた肉蟲にぎゅっと乳肉を押し潰された、それだけでもゾクゾクと甘い乳悦が駆け巡る。粘液まみれの乳肉は淫らに熱を孕み、ビンビンに乳首を勃起させて快楽に反応していた。肉蟲の愛撫どころか、コスチュームの裏生地と擦れただけでもひどく切なく、無意識の内に乳房を揺らし悶えてしまう。
(っ……は、発情してしまっています。わたしの乳房……くぅ。なんという事でしょう……いつもより、ずっと敏感になっています……!)
 話には聞いていたが、実際に味わうのは初めてだった。
 精蝕蟲の分泌液は人間の女性にとって最高の媚薬。コスチューム越しに塗りつけられただけで、咲耶の肉体は急激に感度を増してしまっていた。退魔巫女として厳格な生活を強いられ、たっぷりと持て余している女盛りの性欲が、清廉な意思に反旗を翻し暴走する――
「はぁ、はぁ、はぁ……う、あああっ! む、胸が……ふ、くぅう!」
 ぎゅ、にちぃぃい! 形が撓むほどにきつく締め上げられ、乳肉に食い込まされたままの肉蟲が蠕動運動を開始する。たっぷりと分泌された先走りをしつこくしつこく刷り込まれながら、Gカップの美乳が何度も何度も執拗な愛撫で揉み潰された。
「はあぁ……あ、く、うぅうっ! お、おやめなさい……くぅう! む、胸ばかり……ああぁ。き、きつくしてはダメです……ぅっ!」
 辛うじて命令口調を保ってはいるが、実際には哀願の悲鳴だ。
(くっ……だ。だめ。胸は弱いのに……これ以上きつくされたら。媚薬を塗り込められて、しつこくされてしまったら……!)
 考えただけで、ゾクゾクと胸の奥が切なさを増す。
 一際大きく熟れ育った巨美乳は、その感度もまた人並みはずれている。普段は鋼の意思で押し隠しているものの、女盛りの身体は淫らな欲求を常に持て余してしまっている。凛々しい外見とは裏腹、情けないほどに快楽に従順な弱点を、この調子で延々と可愛がられたら――
(! い、いけません……弱気になってはダメ! ここで流されたら“奴”の思う壺……わたしは、こんなところで負けるわけにはいきません……!)

ー本文より抜粋ー





(う、あ……あああ。だめ……わたしの身体、こ、こんなにいやらしく発情させられて……ああ。こ、このままでは……もう……!)
 あれから、まだ五分も経っていない。
 なのに身体の外も中も媚薬漬けにされ、被虐の性を暴かれて抵抗心までメロメロに蕩かされた。仮に身体の自由が戻っても、もう力を込める事さえできそうにない――甘美な快楽に腰は砕け、レオタードのクロッチは溢れる愛蜜でベトベトに濡れきっていた。
 そんなはしたない牝蜜の香りに誘われるように、何匹かの精蝕蟲が今度は下半身をターゲットに捕らえた。レオタードの隙間から器用に亀頭を潜り込ませ、着衣のまま直接媚肌に接触する。
「あ……や、あああ。そ、そこは……はあぁ、んんんっ!}
 ぬる、にちゅっ。粘っこいもの同士が擦れ合う、淫靡な音が股間で響く。コスチュームに潜り込んだ肉蟲が、先走りに濡れた亀頭部分を貝唇に擦り付けているのだ。大量に溢れ出した先走りと愛蜜同士が絡み合い、ねちゃねちょ、ぐちゃぐちゃといやらしい蜜音を唱和する。「あぅっ……や、やめてください。こんな……は、恥ずかしすぎます……ああぁっ、そ、そこ……きつく擦り付けてはだめ……ぇ!」
 自らがどれほど濡らしてしまっているのかを改めて認識させられ、咲耶は顔を紅くして恥じ入った。だがそんな上辺だけの気品も、すぐさま剥がされる事になる。口腔から直接媚薬を呑まされた身体は、今やひどく正直で――恥じらっている余裕など、あるはずがないのだ。
(う、動いてる……スーツの中で、ヌルヌルって……。わ、わたしのアソコ……おちんちんそっくりの触手に、擦りあげられて……!)
 レオタードの下で勝手に貝門を開き、はしたなく粘膜を剥き出してヒクついていた欲深な肉裂が、待ち望んでたご馳走を食べさせてもらっている。割れ目に食い込むぐらいにきつく先っぽを押し当てられ、あるいは先端の口腔にクリトリスを摘まれる。たったそれだけで、
「んはぁっ、あ、あ、あひぃぃっ! そ、そこだめっ……び、敏感すぎるから……ああっ、び、敏感すぎるのにそんなにしてはだめぇ〜!」
 女体の中でもっとも脆い生殖器官に直接攻撃を受ければ、ひとたまりもない。ビクン! と背筋を仰け反らせ、甘い声を零す淫乱退魔師。クロッチの内側でヌルヌルと秘唇を可愛がられ、同時に特濃媚薬を性粘膜から吸収させられる。その間も胸への愛撫は一向に止まらず、それどころか一度は引き抜かれた肉棒が再びお口へねじりこまれた。
「ふああ……ん、んむ、んぶうぅ! いやあぁ、ま、またお口……ふあああっ太いのっ、お、おっきいのぉ……はむ、んむぅぅう〜!」
 じゅぼ、じゅぼっじゅぼじゅぼ! 口腔内に未だこってりと粘りついている特濃粘を攪拌しながら、またしてもお口の隅々までもが犯し尽くされる。上下両方のお口から濃厚な媚薬を吸引させられ、残り僅かな理性がさらに削り取られていく。ヒクつく秘唇を何度も何度もスマタの要領でコスりまくられ、あまりの快美感に意識が飛びそうになってしまう。
「んはあぁ……ああ、ああ、あはあぁっ! だめっ……び、敏感なのにそんなにヌルヌルしたら……んあああ、も、もう……イッ……!」
 常人ならば、とうに堕ちてしまっているほどの肉悦。常人の数百倍も淫蕩な肉体で、これまで耐えてこられたほうが奇跡に近いのだ。
 だが――
(くうぅ……だ、だめ、だめぇ! 集中するの……こ、ここで流されたらお仕舞いです。一度でも達したら、後は、もう……!)
 何度も達しかけながら、咲耶は未だ抵抗を諦めていなかった。何度も首を振りたくり、眦尾を引き締めて必死で理性を呼び起こす。
 一度でも達してしまえば、もう歯止めは利かない。一度箍が外れてしまえば、後は淫らに堕ちるだけ――開発されきった自分の身体の淫乱さは、自分が一番よく知っている。ここで堕ちたら、もうお終いだ。だからこそ、咲耶は必死になって堕落の一歩を拒絶する。
「イ、イッ……くぅう、イ、イキません! こ、この程度の辱め……ぜ、絶対に耐え抜いてみせます……う、うぅう〜!」
 涙を浮かべ四肢を震わせ、秒ごとに猛威を増す官能に必死で抗う不屈の退魔師。だが、淫魔どもにとってはそんな獲物の都合など関係ない。奔放に快楽を貪り、本能のままに欲望をぶちまけるだけ――
「う、うあ……ひ、あ……あああっ!?」
 ドク……ドク、ドクンッ! 胸を責めているものも、口腔を突き穿っているものも、四肢に絡みついているものも、そしてクロッチに潜り込んで秘唇を嬲り続けているものも――何十匹もの精蝕蟲が、同時に激しく脈を打ち始めた。先ほどの口内射精の時より、ずっと激しく逞しい前兆運動が、周囲でいっせいに沸き起こる。
(うあっ……そ、そんな!? 出すのですか……こ、こんなにたくさんの精蝕蟲に、あ、あの濃厚な精液を……いっせいに、身体中に浴びせられてしまうというの……!?)
 さしもの不屈の戦士とて、目の前が真っ暗になってしまった。
 今でもすでに限界なのだ。なのに、これほど大量の肉棒に、いっせいに媚薬精液を浴びせられてしまったら――
 疼く媚肉すべてを白濁に犯しつくされ、さらに淫乱にさせられてしまったら――!
(イ、イっちゃう……無理です、耐えられません! ぜ、絶対イってしまいます……そして、そ、そのまま、わたし……!)
 記憶に蘇る、堕落の追憶。
 二度と味わいたくはない――そうしたら、戻ってこられなくとわかっているから――あまりに惨めで、甘美すぎる隷従の日々。
 それがもう、目の前に――!
「あ、あはあぁ……あ、あ……ああああ――!」


ー本文より抜粋ー





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