エクリプス図鑑 1
●No1 ライノエクリプス
・モチーフ サイ
・分類 下級エクリプス
・人間時 不明
・登場 聖天使ユミエル シャドークルセイド
サイと人間が混じりあったかのようなエクリプス。
筋肉質な巨躯そのままに、すさまじい剛力が自慢。鋼のような質感の分厚い皮膚は、生半な打撃など通さない。最大の武器は頭頂部に生えた鋭い角で、螺旋が刻まれドリル状になっている。また巨体に似合わず高い瞬発力を誇り、全パワーを込めての体当たり攻撃は破壊的な威力を誇る。
力任せに女性を犯すのを好み、狩場に犠牲者を引きずり込み欲望のまま貪りつくす、ペニスも角と同じく螺旋が浮き出したドリル状の異形で、巨大すぎる質量と相まって交合時に獲物の膣を破壊しつくすほどだ。一方で、飽きた相手は食い殺しバラバラにしてしまう凶暴性を持っている。
知能は押し並べて低く、論理的な思考能力は皆無に等しい。
下級エクリプスとしては決して低くない戦闘能力を持っているが、光翼天使の手によってあっけなく葬られた。
●No2 トードエクリプス
・モチーフ ヒキガエル
・分類 下級エクリプス・使い魔
・人間時 東堂
・登場 聖天使ユミエル シャドークルセイド
上級エクリプス・ヴジャドエクリプスが下僕として生み出したエクリプスの一匹。
二足で立ち上がった、巨大なヒキガエルの姿をしている。
パワータイプのエクリプスで、長い両腕は怪力を誇る。また、太短い後ろ足には強靭なバネが秘められており、蛙のように自分の身長の数倍もの高さまでジャンプすることができる。
表皮は両生類の皮膚のようにぬるぬると粘液で湿り、打撃を反らす効果を持っている。表面に生えたイボから膿を垂れ流し、それを粘液状の触手として使用することが可能。長く太い舌は自在に動かすことができ、伸ばしての攻撃を得意とする。また舌の先端はボールのように膨らんでおり、性器としても機能する。
生命力・再生力が高く、胸に風穴を開けられても絶命しない。
股間からは舌と同様のペニスが生えており、その精力は絶大。舌の先端に空いた穴からは、粘り気の強いスライムのような精液を噴射する。
人間だったときの名は東堂。私立天恵学園の不良学生のリーダーで、愚鈍で凶暴な男。エクリプス化した後は、元来の傲慢さと愚鈍さがより強調された行動をとる。