エクリプス図鑑外典 影魔騎士団編 4

 

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●影魔騎士団編 設定4

・『改造エクリプス』
改造エクリプスとは、医学と薬学に詳しい真壁と、工学の天才久留間の二人が天宮財閥の研究機関を利用して作り上げた半機半魔のエクリプスである。
オメガエクリプスの細胞を移植され他の後、機械によって強化を施された影魔は上級エクリプスの数百倍の戦闘能力を誇る。
しかし、オメガエクリプスの細胞に精神と肉体を蝕まれているために、一度改造手術を受けてしまえば二度と元の人間の姿に戻ることはできない。
まさに非人道的な所業と言えよう。
そしてここで培われた技術によって、本体を必要としない人造のエクリプスが完成する。
これら悪魔の兵器によって世界に滅亡がもたらされるのも遠くないだろう。


※注:水雲風様のお考えになられた「聖天使ユミエル4」以降のパラレルストーリーです。
本編の展開は関係ありません。

 

●フェンリルエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ 北欧神話の魔狼フェンリル
・通常時 クロ

捕らえたガルムエクリプスを基に造られた最初の改造エクリプスで、身体の半分を機械化した巨大な狼の姿を持つ。
その肉体の強靭さは驚異的で、劣化ウラン弾の直撃を受けても傷一つつかず、その膂力は数十万馬力を軽く超える。
更に恐るべきことに、周囲の熱を奪い尽くす特殊能力『ラグナロク』まで持っている。
これはオメガエクリプスの細胞に精神を侵されたクロが、無意識に他者の温もりを求めた結果である。
一度この力が発動すれば半径数キロは全てが沈黙した絶対零度の氷結地獄と化すだろう。
温もりを求めれば求めるほど、凍える彼の心を暖めてくれるものなど存在しなくなってしまうのだ。
実験作であるために理性がほとんど消失し、
三段階の首輪型制御装置『レージング』『ドローミ』『グレイプニル』をしているが、いつ暴走してもおかしくない。
同じく捕らえられたバーストエクリプスの前に現れ、かねてより蓄積していた獣欲をぶつける。

「ミオ……オカス……オレノコ……ハラマセル」


 

●ダキニエクリプス(カーリーエクリプス、ラクシュミーエクリプス)

・分類 改造エクリプス
・モチーフ ダキニ神
・人間時 稲生皐月

ハーティーエクリプスを基にして造られたエクリプス。
フェンリルの失敗から学んだ理論を試すため、二人は「たまたまそこにいた」ハーティーを改造することに決める。
本来ならハーティー程度の力では耐えられる手術ではなかったが、奇跡的に一命を取り留める。
それは自分を拾ってくれたクロウへの愛情と、彼女の母性的に放っておけない存在であるオメガエクリプスへの献身の気持ちがあったから。
しかし、身体は無事であってもその精神は完全に壊され、三つの人格を有することになる。
第一の人格であるダキニは、無口で無感情、決して目の焦点を合わせることない。
狐の耳と尾、サーリー風の衣装に髑髏の首飾り、般若を模した面で顔の半分を隠した少女の姿をしている。
ダキニ神とは豊川稲荷の祭神で豊穣の大地母神であり、同時に人の死を半年以内に予知し、その身体や魂までも食らう夜叉神でもある。
ダキニエクリプスはその性質を受け継ぎ予知能力を持つ。特に誰かの死については数年先まで分かってしまう。
ただし、託宣の言葉は常に抽象的なものとなるために、伝わらないことが多い。
第二の人格のカーリーは、好色で残忍、息をつく間もないほどの早口でよくしゃべる。
腰巻だけをした半裸の姿を曝し、無数の髑髏のアクセサリーと血に塗れた鎌を持つ。
殺戮と生贄を求める神がモデルだけに好戦的で、少しでも彼女の癇に障れば見境無く攻撃する。
特に鎌を巨大な車輪刃に変形させて突進する「カニバルカーニバル」は絶大な威力を誇る。
第三の人格であるラクシュミーは、本来のハーティーの人格に近く、自己犠牲的な慈愛に満ちている。
黄金の首飾りと腰巻だけで、豊満な胸を惜しげもなく曝している。
乳腺は緩みっぱなしで、エクリプスの力が回復する「アムリタ」が流れ出している。
オメガエクリプスのそばにいるときは、ミルク奴隷にされることがわかっていても、この姿でいることが多い。
産まれることが出来なかった我が子の姿を、オメガエクリプスに重ねているからだ。
たとえそれが一方通行でしかない想いだとしても、彼女はオメガエクリプスの侍女として仕え続ける。

 

 

●マンティコアエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ マンティコア
・人間時 なし

ゴア、レオ、スコーピオンの三体を融合させて造られたエクリプスで、獅子の体にサソリの尾、蝙蝠の翼に老人の顔を持っている。
更におまけでサソリの鋏が肩口から生えている。
フェンリル、ハーティーと試行錯誤を重ねた結果、ようやく成功した改造エクリプスである。
強靭な身体と高い知能を併せ持ち、充分すぎるほどの残虐性を備えている。
戦闘時はサソリの尾の膨らみから無数の棘が生え、これを飛ばして攻撃する。
近接時は毒の尾と切れ味鋭い鋏、そして獅子の前足が武器となる。
陵辱時は三体の特性が同時に発揮されるため、犠牲者は凄まじい苦痛を味わうことになる。

「くくく、素晴らしい身体だ。あの二人に礼をいわんとな」

 

 

●カルキエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ カルキ神
・人間時 高岡正芳

ユニコエクリプスの改造後で人身馬頭の姿を持つ。カルキとはヒンズー教の神の一人で、世紀末に現れる救世主であるとされる。
オメガエクリプスへの愛は益々暴走し、ついには自らをオメガエクリプスの世を創るために現れた救世主だと自称するようになる。
偉大なる影魔姫のために天使達を献上しようと考え、人質として恵理子を狙う。神罰と称して陵辱するが、相変わらず一旦幼児化して犯している。
ただし今回は任意の場所に処女膜を生成できるようになり、肛門や口内、あるいは膣内に複数の処女膜を作ってはブチ破る。
戦闘の際は数万度を越えるプラズマを放ち、あらゆるものを焼き払ってしまう。また剣術も相当なもので近接戦で勝つのは難しいだろう。

「ああ、いいなぁ。この膜の破る感触は何度味わっても最高だ」

 

 

●シヴァエクリプス

・分類 人造エクリプス
・モチーフ シヴァ神
・人間時 六道玲

アシュラエクリプスの改造後で、蛇を身体に巻きつけ、三叉の槍を持った青年の姿をしている。
アシュラが持っていた破壊衝動を無理やり増大させ、究極の破壊神に仕立て上げた。
特に額のチャクラから放たれる光熱波は絶大な威力を誇り、その貫通力は地核へと届くほど。
またそれまでほとんど無かった性欲を破壊衝動と結び付けられ、狂おしいまでに雌を求めるようになった。
硬く太い男性器で壊れるほどの激しいストロークで犯す。
そんな自分の変化を悲しみながら、御座市を破壊するシヴァ。彼の救いを求める声を聴き、悠美は彼を殺す覚悟で戦いに臨む。

「タスケテ……ユミエルオネエチャン……ボクヲタスケテ」

 

 

●ブードゥーエクリプス

・分類 人造エクリプス
・モチーフ 蛇神ブードゥー
・人間時 日下百合

アタラクシアエクリプスの改造後で、新たに髪が蛇と変化、更に全身のいたるところから大小様々な蛇が生えるという醜悪な姿になった。
彼女の毒は更に禍々しいものへと変質し、一度噛まれたものは脳以外が腐食し、彼女の命令に従う死体人形と化す。
身体は間違いなく死体だが脳は生きているゾンビたち。これを真理に嗾け、壮絶なゾンビ輪姦を行う。
勝つのは快楽に全てを委ねた蛇神か、それとも快楽を乗り越え慈しむ聖母か。

「さぁ、真理。私が貴女を救うのか、貴女が私を救うのか。決着をつけましょう」

 

 

●ツァトゥグァエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ クトゥルー神話の邪神ツァトゥグァ
・人間時 東堂

トードエクリプスの改造後で蝙蝠の翼を持った蟇蛙の姿を持つ。
悠美を恨み、滅茶苦茶に犯してやりたいと考えている。
背中にある無数のイボから様々な毒液を噴射することが出来る。
主なものとして、相手の身体を痺れさせるもの、強力な媚薬作用があるもの、
霧状の溶解液、ホルモンバランスを崩させるものなどがある。
その性欲は留まることを知らず抜かずに何連発も射精する。
またその巨大な口で相手の下半身を飲み込み、舌ペニスや腹の中の触手で陵辱することも可能。

「さがしたぜぇ、羽連悠美ぃ。俺の受けた苦しみを百倍返ししてやる」

 

 

●ファウグンエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ クトゥルー神話の邪神チャウグナル・ファウグン
・人間時 小路正巳

ガネーシャエクリプスの改造後で、無数の岩石で構成された像の姿を持つ。
かつての小心ぶりは影を潜め、その威容に見合って自身に満ち溢れている。
戦いに際しては自らの身体を分割し、全方位からの一斉攻撃で相手を仕留める。
陵辱時は、凄まじい硬度を誇る岩石ペニスで子宮まで貫く。
内蔵を引きずり出されそうな強烈なストロークはたとえ天使でも耐えられないであろう。

「くはは。私のチンポが気持ちいいですか。なら、このまま子宮を引きずり出してあげましょう」

 

 

●ラーンエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ クトゥルー神話の邪神ラーン=テゴス
・人間時 須磨真一

ハイドラエクリプスの改造後で、六本の脚と球状の胴体、泡を思わせる頭部には三つの眼、
長い鼻、膨れ上がった鰓、そして凄まじい蛇のような吸引管がある。
また上肢には蟹に似た鋏を持った異形のエクリプス。
単純な戦闘能力も高いが、特に脅威となるのは頭部についた吸引管である。
これは物理的精神的を問わずあらゆるエネルギーを吸収し、天使の力とて例外ではない。
ラーンに敗れたユミエルは陵辱の果てに力を吸われ、変身が解除されてしまう。
ただの少女になってしまった悠美に影魔たちの魔の手が迫るが、それはまた別の話。

「うめぇ……やっぱ天使の力は極上だな」

 

 

●グノフエクリプス

・分類 従属エクリプス
・モチーフ クトゥルー神話の邪神グノフ=ケー
・人間時 閲洋平(けみ ようへい)

ラーンエクリプスに従属するエクリプスで、毛むくじゃらの雪男のような姿をしている。
本体の閲は須磨の子分格だったジゴロで、須磨がヤり捨てた女を下げ渡されていた。
その性器はたわしのような硬い毛で覆われており、また繊毛触手も同時に操る。
力も知能も下級エクリプスの域を出ず、いまだにコバンザメ生活を続けている。

「兄貴ぃ、俺もおこぼれに預からせて下さいよ」

 

 

●ニグラスエクリプス

・分類 改造エクリプス
・モチーフ クトゥルー神話の邪神シュブ=ニグラス
・人間時 石館明日奈

アニマエクリプスの改造後で、黒い雌山羊の姿をしている。
その四肢は途中から黒い粘性の闇に変化しておりこれは亜空間に繋がっている。
そこでは様々なエクリプスと交わった果てに出来た嬰児達が眠っている。
ニグラスエクリプスは天使の腹にこの嬰児を強制的に送り込み、天使とエクリプス、両方の力を持った子供を産ませるのだ。
オメガエクリプスを産んだ経歴を持つマリエルを狙い、新たなエクリプス達の苗床にしようとしている。

「産めよ、増やせよ、地に満ちよ。うぅ〜ん、命の誕生っていつ見てもいいわね」

 

 


●ベータエクリプス

・分類 人造エクリプス
・モチーフ 影魔王アルファエクリプス
・人間時 なし

天宮財閥の秘密研究所で造られたアルファエクリプスのクローン体。
スペック的にはオリジナルとほぼ同じだが、肝心の精神部分までは再現できなかった。
理性も知性もなくただ破壊と陵辱を求めるだけの木偶人形と化したベータだが、マリエルの身体を求めて研究所から脱走する。
ユミエル母娘との死闘の果てに破れ、クロウにその力を吸収されてしまう。
いくら強力な力があっても所詮魂無き器に過ぎなかったのだ。

 

 

●ゴーレムエクリプス

・分類 人造エクリプス
・モチーフ ゴーレム
・人間時 なし

秘密研究所で造られた全身が機械のエクリプス。鎧武者にも似た姿でプログラムに沿ってのみ動く。
天宮財閥がエクリプスと敵対していることを示すため、クロウはこのゴーレムエクリプスを使ってエクリプス狩りを行う。
強力な光学兵器を搭載し、頑強な身体と圧倒的なパワー、そして量産型という数で次々と騎士団以外のエクリプスを駆逐していく。
陵辱に際しては股間にペニス型のマシンが搭載してある。
複数の亀頭がガトリング状態で装填されており、回転しながら相手の膣奥に連続して叩き込まれる。
機械であるためにいわゆる射精というものがなく、中止の命令が出るまで永遠に犯し続ける。

 

●ドラゴンエクリプス

・分類 人造エクリプス
・モチーフ ドラゴン
・人間時:なし

秘密研究所で造られた最強最悪の影魔兵器。
天宮財閥の名前で動かされ、ウルリエクリプスやその他の騎士団に従わぬエクリプスの殲滅に使用される。
全部で七体が造られ、いずれも強力な破壊能力を持つ。
『ヨルムンガルド』は他の魔龍を格納するための巨大要塞で、数百メートルサイズのとぐろを巻いた蛇の姿をしている。
巨大な口はブラックホールと通じており、飲み込んだもの全てを超重力で押しつぶしてしまう。
『フンババ』は地上での戦いを想定しており、偶蹄類のような逞しい足を持った龍の姿をしている。
超高温の火焔を吐き、また強力な顎でどんな物質でも噛み砕いてしまう。
『ヴリトラ』は攻撃力に特化した魔龍兵で、三つ首の龍の姿をしている。
それぞれ雷撃・液体窒素・プラズマを放出すし、前足の長い爪の切れ味は日本刀以上。
『コアトル』は空中で力を発揮する魔龍兵で、白い翼を持った黄金の蛇の姿をしている。
光を自在に操ることができ、その隠密性は非常に高い。遥か上空からレーザー光線の雨を降らせて攻撃する。
『ニーズヘッグ』は地中のエクリプスを殲滅するためで、全身を硬い鱗で覆われた細身の龍の姿をしている。
その口内はドリル状の歯が前方に突き出すように突いており、強力な溶解液と併用して地中を掘り進む。
『ベヒモス』は防御力を高めたエクリプスでカバとサイとゾウ、そして肉食恐竜を掛け合わせた姿をしている。
強靭な筋肉と頑強な皮膚、そのうえ魔術的なシールドをドーム状に張ることが出来る。さらに地精を操って地震を起こすことも可能だ。
『リヴァイアサン』は海中での活動を想定して造られている。数十メートルに及ぶ巨大な海蛇の姿をしている。
衝撃波を操り立ち塞がるものを粉砕する。
これらドラゴンエクリプスはあくまでも兵器であるが、同時に生物でもあるため生殖が可能だ。
ただし、その巨大な性器と暴力性を受け入れるような人間は存在しない。つまり光翼天使は彼らの格好の獲物でもあるのだ。

 



オメガ様のお言葉

改造エクリプス? わたしの力を使ってるの?
ふぅ〜ん……まぁ、そりゃあどんなザコでも強くなれるわよねぇ……無事でいられれば、だけど♪

元々エクリプスになる人間なんてろくなもんじゃないからね、一度負けてパワーアップしたヤツの執念はすごいと思うわぁ。
どいつもこいつも前からストーリーが繋がってて面白ぉい。なんだか懐かしい顔もいるしね♪
それに元々のエクリプスの姿じゃないからかなぁ、見慣れないモチーフのエクリプスが多いけど……何かあるのかな?
ラーンエクリプスの、変身能力まで奪っちゃう展開はわたし大好きだなぁ、うふふふ!

人造影魔……ロボットみたいな感じのもいるわね。
これは新しい種類のエクリプスねぇ…… ふふ。いかにも人間が作ったらしいオモチャだわ。

まぁ、弱いやつらは弱いやつらなりに頑張ってるってことね。わたしにはそんな苦労全然わかんないけどさぁ、あはははは!




※以上、水雲風様の生み出されたエクリプスです。投稿ありがとうございました!


 

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