エクリプス図鑑外典 四巻 P3
クロスオーバー作品

 

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●ジュエルエクリプス

・分類 上級エクリプス
・モチーフ 宝石

身長166cm、体重176kg

おそらく世界一高価な上級エクリプス。
基本的なフォルムは全裸の女性のそれであるが、全身が透き通った緋色をしている。その体は磨き抜かれたダイヤモンドで出来ており、普通の方法で断ち切ることは出来ない。さらに光線技を受けた場合には、体の中で屈折、増幅して撃ち返すことができる。また、ダイヤモンドは脆いので衝撃には弱いはずであるが、ルビーを固溶・拡散させているために靭性もある程度強化されている(体が赤いのはこのため)。
武器は全身のあらゆる場所から自由に生え、大きさや形も自在に変化するするダイヤモンドの刃と、相手の周囲に宝石をばら撒き、腕から放たれる光線を乱反射・屈折させて全方位
から撃ち込む『ジェム・リフレクターレイ』。
ダイヤモンド結晶の格子振動を局所的に完全停止させて擬似的な絶対零度を作りだし、相手の装甲や武器防具ごと凍結粉砕する『フェイク・アブソリュート0』。
さらにそれを応用し、ダイヤモンドの高い熱伝導性を利用して相手の周囲の大気ごと凍結させる『アブソリュートコフィン』。
熱された後に急冷されるとヒビが入るのが弱点。また酸素の多いところで高温にされると燃えるし、水に入れると沈む。

元になったのは宝石商の女社長であるが、とくに昏い欲望もなくなぜエクリプス化したのかは不明。
一説には、『魔宝』と呼ばれる宝石が、扱っている宝石の中に紛れ込んでいたためともいわれている。
いずれにせよエクリプスとなってからも悪さをするわけではなく、夜毎に宝石化した自分の身体を愛でているだけなため、光翼天使たちからもスルーされている。
最近家の周りでよく見かける、ナイトハウンドの制服を着た婦警が気になるところ。


オメガ様のお言葉
キラキラしたものはみんな好きだけど、綺麗なものには何かが潜んでいるんだよ。
わたしこの前本で読んだもん。それは魔宝って言うんだって。
エクリプスになっちゃう魔宝もあったんだね〜ふふふ。
さ、これはどうやって盗むのかなぁ?

 

●エルヴンエクリプス

・分類 下級エクリプス
・モチーフ ダークエルフ

身長172cm、体重51.2kg

異世界のブラコンなハイエルフが、対立する宗教団体の謀略によってこちらの世界に跳ばされて来た。
意識を失っていたところをオメガエクリプスに捕らえられ、弟への一途な思いを捻じ曲げられて、ダークエルフの姿に黒転する。
分類上は下級エクリプスなのだが、元になったのがハイエルフなために戦闘能力はエンジェルエクリプスにも比肩しうる。
夜の闇にまぎれて徘徊し、弟に似た背格好の少年を見かけると問答無用で逆レイプしてしまう困った奴。
彼女を救済するには、本物の弟に逢わせてやらなければならない。
当然ながら弱点は耳。また大気汚染のひどい都会ではあまり長時間活動できない。
逆に森林や湖沼などの自然の豊かなところでは圧倒的な強さを誇る。
なお、一緒に跳ばされて来たと思われる魔神の少年は真理の教会で保護されている。

オメガ様のお言葉
別の世界か、ステキよねぇ。わたしファンタジーも大好き〜。
この展開事態がとってもファンタジーな気もするけど、すごく楽しいわ。うふふふ、アハハハハ!
それにしても、愛と欲望なんて同じもの似すぎないんだから、こういうコをエクリプスにするのは簡単よね。
魔神とエクリプスってどっちが強いのかな、少し試してみたいかも♪


 

●アルマージエクリプス

・分類 下級エクリプス
・モチーフ アルマジロ

身長171cm、体重88.9cm

アルマジロ型下級エクリプス。元になった人間の詳細は不明。
全身が鋼鉄の鱗鎧に覆われ、ほとんどの攻撃を弾き返す。丸まった状態での体当たりは高層ビルを一撃で崩壊させるほど。
ただし、電撃系の攻撃を受けると感電して鎧がはがれてしまう。
また攻撃手段が突進しかないため、空を飛ばれたり遠距離から攻撃されると防戦一方になる。



●アルマージエクリプス・デモナスレイブ

・分類 下級エクリプス/デモナスレイブ
・モチーフ アルマジロ

身長174cm、体重109.9kg

キメラエクリプス・ジャスティスに屠られたアルマージエクリプスをメルクリウス財団が回収、デモナウィルスを感染させて復活させたもの。
電撃に対する防御力が向上し、鎧が外れることもなくなっている。
攻撃面でも、デモナウィルスで汚染された触手が増え、ある程度遠距離の敵にも応戦できるようになった。
相手を体重で押しつぶしながら凌辱するのが好き。
必殺技は高速回転しながらの弾丸突進『ローリングチャージ』



●カメレオンエクリプス

・分類 下級エクリプス
・モチーフ カメレオン

身長152cm、体重53.4kg

カメレオン型下級エクリプス。こいつも元になった人間の詳細は不明。
姿を隠し、相手の死角から音もなく忍びよって攻撃する。
尻尾の先端についた棘は媚薬から麻痺毒、さらには神経毒や溶血毒までも打ち分けられる。
長い舌の先にはトリモチ状の粘液が大量につき、一度張り付いたらなかなか外れない。
弱点は、見えなくなるのは肉眼に対してだけであり、赤外線カメラでは簡単に見破られること。また寒くなると動きが鈍くなる。
とくに必殺技は持たない。


●カメレオンエクリプス・デモナスレイブ

・分類 下級エクリプス/デモナスレイブ
・モチーフ カメレオン

身長154cm、体重58.4kg

メルクリウス財団の手によってデモナスレイブとして復活したカメレオンエクリプス。
赤外線領域でのステルス能力を手に入れ、普通の手段でその姿を捉えることはまず不可能。
尻尾の棘は着脱式になり、相手に向かって乱射することができる。毒液はデモナウィルス入りだ。
なお、デモナスレイブと化したエクリプスには、制御のために寄生体が植え付けられている。
この寄生体が生きている限りエクリプスは何度でも再生できる。
その上、寄生体が痛覚を制御しているためどんな損傷を受けてもひるまずに向かってくるし、戦闘能力が低下することもない。
寄生体を介しての連携は脅威の一言。連携時にはカメレオンエクリプスが撹乱、アルマージが防御、マンティスが攻撃を担当する。



●マンティスエクリプス

・分類 下級エクリプス
・モチーフ カマキリ

・身長180cm、体重90.5kg

カマキリ型下級エクリプス。元になった人間の詳細は不明。
壁や天井に張り付き、手首の鋭利な鎌で首を刎ねる。
非常に目がよく、暗いところでもよく見える。紫外線や赤外線も視ることができる。
また、敏捷性も高く攻撃がなかなか当たらない。反面、防御力が少々犠牲になっていて打たれ弱い。
必殺技は、影を纏わせて巨大化した鎌で切り裂く『ディストラクターサイズ』。振るったときの衝撃波だけでユミエルを行動不能にまで追い込んだ。



●マンティスエクリプス・デモナスレイブ

・分類 下級エクリプス/デモナスレイブ
・モチーフ カマキリ

身長188cm、体重97.5kg

メルクリウス財団によって生物兵器として再生されたマンティスエクリプス。
硬い外骨格によって防御力が向上し、鎌はデモナウィルスで汚染されている。
ただし普通のカマキリと同様、ハリガネムシには弱い。
鎌で相手を拘束して凌辱するが、途中で首筋を噛み切って殺してしまうことも多い。それでなくても鋭利な鎌で捕まれるので、凌辱された相手はズタボロになる。

 

●デモナスレイブエクリプス

・分類 下級エクリプス/デモナスレイブ
・モチーフ アルマジロ、カメレオン、カマキリ

身長2.6m
体重213kg
アルマージ、カメレオン、マンティスの三体が、寄生体によって融合したエクリプス。
休日の熊洗市を恐怖のどん底に叩きこんだ。
三つの寄生体を持つことで再生能力や代謝速度が異常に高まり、寄生体さえ無事ならたとえ体の半分を吹き飛ばされても10秒かからずに再生してしまう。
全身から発射される毒棘や高速回転する鉄球、不可視の触手に巨大化した鎌など、凶悪な攻撃を連続で繰り出してくる。
反応速度も高く、背後をとってもすぐに対応されてしまう。
また体の表面を覆う粘液はデモナウィルスを大量に含むため、早急に倒さなければ下水を通じて河川がデモナウィルスに汚染されてしまうだろう。
体内にも無数のウィルス嚢をもっており、大量のウィルスを濃縮・加速して放つウィルスレイは、直撃すればセラフィックナースといえどもデモナスレイブ化は免れない。
このエクリプスを倒すには3つの寄生体を同時に破壊しなければならないが、こ
こいつの装甲を貫ける武器は相当限られている。しかも普通に倒したのでは、デモナウィルスが大気中に拡散してしまう。
超高温で焼き尽くすか、亜空間で倒すことができればよいのだが……。




オメガ様のお言葉
こいつら情けないわね〜、エクリプスのクセにばい菌なんかに負けちゃってるの?
まぁもともと大したエクリプスじゃないししょうがないか……でも合体後は強そうね。
このメルクリウス財団って言うのもこの前本で読んだなぁ。
とってもステキな変身ヒロインが出てきて、いじめたくなっちゃった♪
他の人間まで守りながら戦わないとダメなんて、正義の味方って本当に大変よねぇ、あははは!


※以上、TNTCL様の生み出されたエクリプスです。投稿ありがとうございました!


 

 

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