エクリプス図鑑外典 四巻 P4
●アイアンメイデンエクリプス
・分類 下級エクリプス
・モチーフ 拷問器具
身長222cm 体重460kg
拷問器具『アイアンメイデン』が元になったエクリプス。
骨董品蒐集家のサディストな男性が買い集めた拷問器具の中に、中世に実際に使われていたアイアンメイデンが混ざっていた。
それに取り憑いた残留思念の影響で、この男性がアイアンメイデンに取り込まれる形でエクリプス化した。
サディストといっても相手を過剰に痛めつけることをよしとしない性格のため、内部は柔軟な肉壁に、棘は触手へと変化した。
また粘液には媚薬効果のほか生体賦活効果や治癒効果もあり、相当深い傷でも治療できてしまう。
荊の鞭や鎖で相手を痛めつけ、弱ったところを取り込んで凌辱するのがパターン。電撃責めや熱責め、水責めなども可能。敏感になった傷口を触手で舐められるのだから、その快楽はいかばかりか。
万一廃人にしてしまった場合には責任持って屋敷に住まわせ、リハビリさせてやるという紳士的な側面もある。
ちなみに中は結構広いので二人ぐらいなら同時に責められる……が、翼までは入りきらない。
「サディズムというのは相手が快楽を得てこそ成立するのだよ。いたずらに苦痛を与えるのは暴力に過ぎん」
「君も拷問されてみるかね? 何、心配いらん。もし壊れたら私が責任持って飼ってあげよう」
オメガ様のお言葉
ごーもん! ごーもん! わたしも拷問大好き!
昔の人間もすごい事考えるよね、わたし昔の拷問道具って大好き!
でもこいつはもったいないわね〜、じわじわ拷問してそのまま殺しちゃうのが面白いのにね、んふふふ!
●ミストルティエクリプス
・分類 下級エクリプス
・モチーフ ヤドリギ
サイズ不定
盗撮覗き魔の露出狂が変化したヤドリギ型下級エクリプス。
イった時に出る脳内物質を養分とし、人間――特に若い女性の神経に寄生してその行動を操る。
が、一旦寄生するとなかなか取れない上に、取り憑いた相手が死ぬと自分も死んでしまう。
しかも小心者のため、行動を操ってもあまり過激なことはしないし、社会的な死を招くような行為は絶対やらない。寄生された方は全く自覚がなく、操られているときの記憶もない。
ただし脳内物質を食べられるため、何回イっても満足できないという困るんだか困らないんだか分からない体質になる。
当然ながら本人に戦闘能力など皆無。実際の戦闘能力は寄生された女性に依存する。
最近寄生した相手が自分以上の変態露出狂――しかも逮捕ギリギリのプレイまで楽しむ――だったため、振り回されつつも楽しんでいる様子。
というか、自分以上の変態がいるのに自分がエクリプス化したのが不思議でならないらしい。
オメガ様のお言葉
人間に頼らないと生きていけないなんて情けないヤツね〜。
それにしてもエクリプスよりスゴイ変態な人間って結構いそうよね。
ママもお姉ちゃんも、こんな人間の幸せまで守ってるんだからエラいよね〜!
※以上、TNTCL様の生み出されたエクリプスです。投稿ありがとうございました!