エクリプス図鑑外典 六巻 P3


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●スライムエクリプス

・モチーフ スライム
・分類 下級エクリプス
・人間時 東堂門司 (とうどう もんじ)

人形などの玩具を集めるのが趣味な男がエクリプス化したもの。
やや透明ながらも緑色をしたアメーバの様な体はどんな物理攻撃も通じない。
幾らか硬度を持たせることも可能であり、その変幻自在の体を用いて相手を身体中隈なく包み込み陵辱。
体組織自体に強力な媚薬効果や衣服を溶かす強力な液で、直接こいつに触れるとその部分が痺れて動けなくなり、快楽の果てにやがては全身を包み込まれて一つの彫像にされてしまう。
ガヴリエルがハンター達と初めて出合った切っ掛けになったエクリプス。
真夜中の路地裏にガヴリエルを追い詰め、彼女をその身体で絡め取り陵辱行為を行なおうとしていたが、タイミングよくハンターエクリプスに邪魔され一時撤退。
再びガヴリエルを襲うも、ハンターエクリプスの怨嗟の鬼火の性質により討伐された。


「良いよキミ…その表情、その感じ方……キミはボクの最高の作品になるよ」


オメガ様のお言葉

わぁ〜、スライムってぬるぬるしてて気持ちいいよね。
女の子はみんな、ぬるぬるってされるのが気持ちよくて仕方ないんだよね〜、んふふふ!
こいつはスライムだけど、包み込んで彫像にしちゃうってのがオシャレねぇ。気に入っちゃった♪

 


●ハイドロゾアエクリプス

・モチーフ クラゲ
・分類 下級エクリプス
・人間時 加藤裕輔 (かとう ゆうすけ)

ある学校の気弱な男子生徒が変化したエクリプス。
普段からオドオドしていると言うか、なよなよしていると言うか優柔不断な性格から女子からもイジメの格好の的となっていた。
自分は何もしていないのに止まる事のないイジメに耐えられなくなりエクリプスと化す。

クラゲがその身体の膜と触手を用いて人型の形をしてるような姿をしている。
半透明の体に無数にある触手には視覚では気付かない程の棘があり、絡み取った相手を強烈な電撃を喰らわせたり衣服を破く為の効果がある。
異性からのイジメによって目覚めた影魔の為、性欲の渇望はエクリプスの中でも高い部類。
無数の触手で相手を捕らえ触手の動きと電撃の微調整による刺激で陵辱行為を行ない、最後に皮膚と思しき膜を一気に開き相手を一飲み。
電撃と触手の愛撫に消化液を加えて快楽を与えながら相手を吸収する。
イジメを受けていたとき誰からも助けてもらえなかった事が彼の心に深く影を落とし、陵辱行為にもその時の鬱憤を晴らすかのように相手を焦らす事が多い。

「ほらほら、どうして欲しいんだ言ってみろよ。俺に痺れちまって言葉も録に話せねえか? このクソ豚が」


オメガ様のお言葉
恨みや妬みが性欲に転化するってエクリプスの基本パターンだけど、こいつはいかにもエクリプスらしいわよね。。
せっかくステキな姿と力を手に入れたんだから、ゆっくりと楽しむがいいわ。
エクリプスにはイジメなんてないよ、何でも好き勝手やればいいんだからさ、あはははは!

 


●クラブエクリプス

・モチーフ 蟹
・分類 下級エクリプス
・人間時 大生正敏 (おおう まさとし)

漁師を営んでいる男が海で遭難し、その時の孤独の恐怖に狂気染みた人恋しさからエクリプス化。
人間が巨大蟹を背負ったような姿で、鎧の様に分厚く硬い甲羅に鋭い寸断力を持つ鋏を持ち意外と動きは素早い。(ただし素早いのは横移動のみ)
口から大量の泡を吐き出す事が出来、それは触れた物の摩擦を限りなく零にさせて滑らせる作用を持つ泡と強酸の特性を持つ二種類がある。
人恋しさ故にその欲望の発散の仕方は暴力的までに過激。
コンクリートの地面も苦も無く掘り進み、その穴の中に獲物を押し込めて逃げられないようにしてから陵辱を行なう。
ハンターエクリプス達の攻撃はほとんど通じず苦戦したが、マーメイドエクリプスの歌声により撃退。

「もっと、もっとだ! もっと俺にお前を感じさせてくれ!! もっともっともっとぉ!!」


オメガ様のお言葉
こいつの能力はけっこう面白そうね。
つるつるにしちゃう泡も、穴を掘ってそこで陵辱するって言うのも面白そう。
でも寂しがりやさんなんてところが可愛いよねぇ!




●シェルエクリプス

・モチーフ 巻貝・神官
・分類 上級エクリプス

限りなく人の姿をしているが頭部が巻貝を形成しており、品位あるローブを纏い手には槍とも戦斧ともとれる武器を持った上級エクリプス。
ミュートリアエクリプスの支持者の一人で、古から存在する影魔集団の一つ殺陣館の三大神官の一人で幻影、破壊、再生等様々な魔術を得意としている。
殺陣館は古来より続く影魔の一つで、未練や後悔などの悔いを残した死者達がエクリプスと化した集団。
彼等は陵辱行為よりも戦いや暴力行為を好み、集団を名乗っていてもほとんどの者は自分勝手に動いている。
クセの強い集団のトップクラスに君臨するだけあってその実力は高く、武術の技能も高く防御力もかなりのもの。
戦いにおいては天使親子を退け、ハンターとデュラハンエクリプス二人同時に相手をしても圧倒するだけの戦跡を持つ。

デュラハンエクリプスとは数年前にも戦った事がある。
その時の戦いでデュラハンエクリプスとは痛み分け、彼等を統率していた者はもう一人の狩人と相打ちになり集団は一時解散に近い状態に陥った。
他人の精神の奥に潜む事が出き、人間を隠れ蓑にして姿をくらましつつ力を蓄えて再び集団を纏め上げ天使、狩人、人間の狩りを行なう。
集団は階級分けがされて昔より統率が取れている。それは時代の流れ故か彼の能力が高くなったからかは不明である。

「ふん、温いな……今代の戦士達はこの程度か」


オメガ様のお言葉
悪の大幹部って感じかな?
やっぱり群れるエクリプスってどこにでもいるものねぇ、まぁなんだかんだで弱いヤツはそうするしかないんだろうけどね。
たくさんのエクリプスを率いるなんてめんどくさそーだけど、まぁせいぜい頑張ってよね!


※以上、無礼者様の生み出されたエクリプスです。投稿ありがとうございました!


 

 

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