エクリプス図鑑外典 九巻 P3

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●ゴットアーリマンエクリプス

・ 分類:影魔邪神(影魔の神。「原初の混沌」の異名を持つ)
・モチーフ:ゾロアスター教の邪神「アーリマン」
・人間体名:霧原業造(世界的巨大企業の総帥)

いつ、どこで誕生したか? 素性が一切不明のエクリプスの邪神。この世界の誕生時か存在し続けているともわれる。
光を一片も通さないかのような暗黒色の六本角付きフルフェイスヘルムを被り、蛇を纏わり付かせた鎧、蠍と蜘蛛を象った篭手・脚甲、赤黒いマントを身に纏っている。普段は専用の玉
座に鎮座している。

巨大企業の総帥という表の顔を持ち、神かがりの(神だから当然だが)経営手腕で世界経済に多大な影響を与えている。しかし裏では、地域紛争等で動乱の絶えない地域の混乱・破壊を助長し、兵器、配下のエクリプス兵団等を送り込んで利潤を得ている死の商人でもある。

「生命は、闘争あればこそ強く、進化してゆく。闘争を支配する者こそ、全てを支配する」という思考が行動原理であり、弱者は強者が利用する踏み台・弄び喰らい尽くすために生かされているものとしか認識していない。
反面、自分を倒そうとする者、野心溢れる者を待望する一面も持つ。悠久の時を生きて来た故に、果てしない退屈を紛らわしてくれる存在は邪神にとって最高の娯楽なのだ。世界中の経済を意のままにし、破壊と混乱を煽る行為も、飽くなき欲望と無聊を慰める暇つぶしの一環に過ぎない。

そんな中で現われた「サイバーミョウオウ」らエクリプスヒーローや光翼天使達は、彼にとって恰好の好敵手といえる。
今日も、己が闘争本能と欲望の赴くまま、邪神は覇道を突き進む!

必殺技:
「グレイテスト・エクリップス」 対象者の精神における暗黒面を抉り出し、喰らい尽くす。そして、アーリマンのエネルギーに変換される。
「アンリ・マンユ!」 闇のオーラを纏った両拳を叩き込む超パワー・超スピードのラッシュ攻撃。
最強技「二億四千万の悪」 自らの体内に秘められたこの世に在る悪意全てを獣に具現化して襲いかからせ、殲滅する最凶のフィニッシュ技。ただし、コブラ・タランチュラ・エンペラースコ― ピオンがコアであり、三体が破壊されると、技は解除される。



●アザトホースエクリプス

・分類:従属エクリプス 
・ モチーフ:クトゥルー神話の「万物の王たる痴愚の神 アザトホース」

アーリマンエクリプスの分身的存在で、アーリマンが坐っている玉座でもある。
通常時は、玉座そのものと化し気配すら感知させないが、戦闘時には下級エクリプスなら一瞬で自我崩壊するレベルの破滅的恐怖をもたらす。

アーリマンとの合体技「ブラックホールオブアザトホース」がある。アザトホースの作り出す「夢の世界の海」という空間に相手を取り込み、アーリマンの超狂気的破壊力とアザトホースの精神侵蝕の二つをもって肉体・魂を完膚無きまでに滅ぼし尽くす。



オメガ様のお言葉

エクリプスの神? ふぅ〜ん、わたしを差し置いて神さま気取り……か。
まあ、神さまも色々大変だよねぇ? 暇つぶしが欲しいってのはわかるわぁ。
まぁ、わたしには面白いおもちゃがいるからいいけどさぁ。
コイツもわたしのおもちゃぐらいにはなるのかな? あははは!



●トリケラトプスエクリプス 

・分類 機械化人影魔(サイボーグエクリプス)
・モチ―フ トリケラトプス+重装騎士(ロボット的な外見) 


稀代の大天才、ドクトルエクリプス「ヴィクター・フランケン」が創造した、アーリマンエクリプス直属のエクリプス兵団「ダイナソーズ」の将軍級エクリプス「死影将」が1人、通称「閃槍のケラト」。
白亜紀に大繁栄した角竜、トリケラトプスの能力を移植された機械化人影魔である。

死影将クラスのエクリプスは、人型形態と恐竜・野獣形態の2種類の姿に、用途に応じてチェンジすることができ、恐竜形態時はいぶし銀の体色をしたトリケラトプス、人型形態は右腕に三本回転衝角付き大盾「角竜槍盾」を装着したロボットじみた外見の重装騎士となる。

性格は、戦いに美学を求める古臭い騎士道精神の持ち主。主君であるアーリマンエクプスに絶対の誠を持っている。そのためかアーリマンに敵対する者は何人であろうと「神に逆ら
う悪」と断定し、即抹殺も辞さない。
ケイジに対して、騎士と武士、どちらが優れているか勝負!とライバル意識を持っている。

戦法は、トリケラトプスそのものの前方への突進あるのみ。ただし、うかつに止めよとすれば三本回転角がドリルと化して相手を貫く必殺技「絶対貫徹」の餌食となる運命が待つのみ。
配下の角竜型エクリプス達と一斉に突撃する「粉砕!玉砕!撃砕陣」は、集団戦で戦局を覆す一手としてたびたび戦果を挙げてきた。 

「アーリマン様に逆らう者、すなわち悪!悪は我の衝角にて地獄へ落ちるべし!!」


●ブラキオザウルスエクリプス

・分類 サイボーグエクリプス
・モチーフ ブラキオザウルス

通称「雷震のブラキオ」。
30mを超す巨体を誇る恐竜型サイボーグエクリプス。恐竜形態は暗緑色のブラキオザウルス、人間形態は頭部・首が右腕、尾が左腕になっている総髪の人である。

性格は一見すると温厚そうでのんびりした感じだが、ひとたび血を見ると破壊の限りを尽くす狂戦士と化す。欲望の赴く先が「食欲」一筋で、自然物、人工物の区別なく貪り尽くす凄まじさだ。(もっとも、一日のほとんどを何か食べていることに費やしている。(そうしなければ巨体を維持できないし、エネルギーも取れない)

戦法は、恐竜・人型ともパワフルさを全面に押し出した肉弾戦を得意とする。
尾を鞭の如く相手に打ち付ける・噛み付き攻撃・尾や噛み付きで捕捉した相手を地面に何度も叩きつける…等、ある種の残虐性すらうかかえる猛々しさを見せる。
必殺技は「雷電激震」。足踏みで地響きを起し、全身から雷を放射する。

ちなみに女性に対しては、歯で何度も甘噛みして可愛がってから捕食、体内の肉壁・触手で悦楽の限りを与えてから吸収…という無邪気かつおぞましい陵辱方法を取る。

「むふふふ〜。可愛らしい天使ちゃんは、優しく優〜しく愛でてあげるからね〜。それから僕と一つになろうね〜。男は女の子に優しくしなくちゃいけないから…天国にいる気分のまま、天国に行かせて上げるよ!!ぐふふふ!」


オメガ様のお言葉

悪の四天王ってお約束だよね〜。
まぁ大体引き立て役のかませ犬なんだけどさぁ。こいつらはどうかなぁ?
恐竜っておっきいしカッコイイしわたしは好きだなぁ、みんなも大好きでしょ?

そう言えばわたしにも四天王みたいなヤツらいたわねぇ、まぁどうでもいいんだけど〜。



※以上、タイガーホーク様の生み出されたエクリプスです。投稿ありがとうございました!








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